旅行や出張で長期間家を空ける方必見!正しいエコキュートの扱い方とは
公開日: 2023/10/15 最終更新日: 2023/07/05
電気代を抑えられるとして人気を集めるエコキュート。取り入れる家庭は増えていますが、旅行や出張などで長期間、家を空けるときのエコキュートの正しい扱い方をご存知でしょうか。誤った扱い方は、トラブルを引き起こすかもしれません。この記事では、エコキュートの正しい使い方をご紹介します。
長期間稼働していないと雑菌だらけになる?
エコキュートを長期間使わなかった場合、タンク内の水が雑菌だらけになる可能性があります。そのため稼働する前に、タンクの水を外に出してから再びお湯を沸かしましょう。
タンク内の水をすべて排出しても状況が変わらないときは、洗剤などを使ってタンク内を掃除します。大きいタンクだと掃除が大変なので、専門業者にお願いして、タンク内をきれいにしてもらいましょう。
一週間程度の場合長期間といえるのか
長期の海外旅行や出張ではなく、1週間程度の旅行などで家を空ける場合はどのような対策が求められるのでしょうか。1週間程度の不在でも、夜間帯にお湯を温める電力は稼働しています。
だからこそ1週間程度の不在であっても、タンク内の水を抜き取って電源をオフにしておきましょう。
冬場のエコキュートの取り扱い
冬場や寒い地域の場合、タンク内に水が残った状態で電源を切って家を空けると、配管の水が凍結する可能性があります。配管の破損や破裂などの原因にもなり、修理費がかかってしまいます。
そのため、冬場・寒い地域でエコキュートの電源を切る際は、タンク内の水をすべて排出することを忘れないように気をつけましょう。
1〜2日程度の不在の場合
1〜2日程度、家を空ける場合はタンク内の水を排出したり、電源オフにしたりする必要はありません。
エコキュートはすぐにお湯ができるわけではなく、沸くまでに時間がかかります。そのため、頻繁に空ける方や数日程度の不在だと待ち時間が面倒に感じるので、そのままでも問題ないでしょう。
長期不在中のエコキュートはどう対策すべきか
1週間ではなく、長期間家を空けるときも同じようにタンク内の水をすべて抜き取って電源を切りましょう。
エコキュートで電気代を抑えるポイント
エコキュートは電気料金プランの安い夜間電力を用いて、お湯を溜めます。とはいえ、タンク内のお湯がなくなるとお湯切れになり、再びお湯を沸かす必要があります。
お風呂に入っている途中でお湯切れになると、お湯ができるまでそのままの状態で待たなければいけません。そのため、お湯の量の調整に気をつけましょう。
日中のエコキュートの使い方に注意
エコキュートは夜間電力を使用するので、日中にお湯を沸かす場合は電気料金が高くなる傾向にあります。とくに、日中家にいる時間の長い方は注意が必要です。日中の使用を避けられない場合は、料金プランの見直しを検討しましょう。
まとめ
1週間または長期間、家を空けるときはタンク内の水を抜き取って電源を切ることをおすすめします。使用しないのに、稼働し続けることは電力や水がもったいないだけでなく、タンクに汚れや雑菌が溜まる可能性があります。
そのままの状態でお湯を使うと、汚れのあるお湯でお風呂に浸かったり手を洗ったりするため、必ず水を出して電源をオフにしましょう。もし、タンク内の汚れが気になるときは、洗剤を使って掃除をしたり専門業者に依頼したりするなどの対応をしてください。